何て読んだらいいの?吉祥航空 Juneyao
常々思っていることがあります。中国の都市名や会社名などで、漢字をそのまま日語読みをして、実はそれは英語とは全く異なっていること多くありませんか?それが漢字で書けても伝えられない。その都市はどこなのか、社名はどの会社のことかさっぱりわからなくて困ることってかなりありませんか?
この吉祥航空もそう。吉祥天女というマンガが昔あって、大好きだったので、吉祥は読めるし、何と言っても住みたい街では常に上位にランクされる吉祥寺がありますから、きっしょう、きちじょうとは予測できるのですが、英語名がさっぱり。
しかし、今回、機内食クラブに初登場してくれたおかげで、調べることができました。その機会を与えてくれたのは、アイスのおっさん 。これ、英文字、そのまま読んだら「じゅんやお」ですよね。ちょっと理解ができてうれしい。もやもやがスッキリ。
しかし、さらなる難解なネタがきます。
中国国際のフライトナンバーで運航は吉祥
運航は吉祥、予約便名は民航(昔からいる人は、中国国際を民航と呼ぶことがあります。ANAをニッペリと呼ぶのとちょっと似ています。)という共同運航。
フライト時間は約二時間。日系では2時間でドメならば機内食は提供されないです。
このフライトも、おなじみ、PVGで出発をホールドされるの刑に遭われたようですが、飛行時間は正味1時間半くらいでしょう。そこでどのような機内食が出されたのでしょうか。
バナナはおやつに含まれますか?
機内食はこんなカンジでくばられるそうです。
乳酸飲料の少年の目つきがなんともビビッドですが、機内食本体の箱はかわいい。どんなかわいい、幕の内弁当みたいなのが入っているのかな、と期待。
期待は破られるもの。でも次にまた新しい何かが必ず来る。
ふたを開けてみましょう。
家の味道
なぜ、「家の味道」なのか?英語だとTASTE OF HOME。
内容物はバナナ、どら焼き、クラッカー、乳酸飲料(or 水)。
これ、遠足のおやつみたい。おやつにバナナは含みますか?(このギャグが分かる人は昭和)
お菓子そのものは普通に見えますね。悪くないじゃないですか。
なにゆえ、家の味道
しかし、お菓子そのものが普通に見えても、なんですかね、この「家の味道」って。
ぐぐってみました。
でも日本語ではあまりヒットしません。中国語を理解される方ならすでにお気づきでしょう、そして、英文名でもお気づきになるでしょう。この家の味道は
家的味道
ということが元ネタのようです。まんま、家庭の味、ということだと思われます。
しかし、それが分かることでますます深まる謎があると思いませんか?
- なぜ、日語をわざわざ入れるのか?
- バナナやどら焼きが家庭の味なのか?
- なぜ家的味道ではなかったのか?
さくっと考えてもこれだけ疑問点があがります。これは要注意物件ですね。
データ
Airline : HO Juneyao Airlines 吉祥航空 sold as 中国国際
Flight No. : HO1071
Travel Date : Jun 2018
Sector : 上海浦東長沙 PVGCSX
Class : エコノミークラス Economy class
By : アイスのおっさん @ http://1iceperday.blogspot.com/
☆アイスのおっさんさん、興味深い情報を提供ありがとうございます。家の味道、この言葉で検索してもはじめの数ページではこの文字列に出会うことはできませんでした。なぜ日語を印刷してしまうのか、これだけでもかなり大きな疑問です。徐々に解明していきましょう!
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