美しさと心地よさ。
それは「神楽坂石かわ」と「虎白」が創業から大切にしてきた想いです。雲の上のひとときにふさわしい極上の美味しさと心地よさを求めて、地上では味わうことができない「神楽坂石かわ」と「虎白」の協奏をごゆっくりお楽しみください。(JAL HPより転載)
JALファーストクラスに「石かわ」「虎白」が採用されてからは初搭乗をされたのは牡蠣フライさん。どのような美しさと心地よさの体験をなさったでしょうか。
「石かわ」と「虎白」
石川秀樹氏が2003年神楽坂に開業したのは「石かわ」。2009年東京ミシュランガイドで3つ星獲得。門人である小泉瑚佑慈(功二)氏が料理長である「虎白」は2008年開業、2015年に国内最年少で東京ミシュランで3つ星獲得。
BKS-BBAは全くの門外漢なので、今回この記事をまとめるにあたり、ググってみたら、とても興味深い内容にヒット。ミシュランと言えば、料理店、料理人にとって多大な名誉。その星を獲得する料理人であるからには、料理の英才教育や幼少のころから志していたのかと思うことが普通ですが、小泉氏はこのように話しています。
高校を卒業されて、東京の調理師学校にお入りになったんですよね? 料理にはもともとご興味があったのですか?
小泉氏:
まったくありませんでした。高校時代の友人が学校見学に行くというのでついて行って、そのまま自分も入ることにしたんです。体験入学の調理実習では、卵も割れなかったんですよ。
これはキャリア理論のなかでも「機会遭遇理論」という理論にバッチリな事例です。人が自身の選択をするにあたって、その機会にめぐりあうかどうか、が大きく意味を成す、という視点で展開されています。全く考えていなかったことでも、たまたまそのチャンスにめぐりあうことで、人生が大きく変わったりするものです。だからこそ、その機会に飛び込んでいくことをおそれないでいく、ということもいわれています。
全く思ってもいなかった、卵を割ることもできなかった人が、国内最年少ミシュラン星つき料理人になるとは人生とは不思議なものです。
コラーゲンぷるぷる…
前置きが長くなりすぎましたね(笑)。本題にすすみましょう。
◇先付五種
〈石かわ〉
生鮑
胡瓜 蓴菜
生姜酢
〈虎 白〉
帆立
虎白オリジナルXO醤
焼茄子
合わせ出汁
〈石かわ〉
芋茎
和牛
白胡麻あん
醤油ゼリー
〈虎 白〉
キャビア
毛蟹
うずらの半熟玉子
出汁醤油
◇お椀
〈石かわ〉すっぽんの澄まし出汁 千切り野菜色々 玉子豆腐
◇お造り
〈石かわ〉伊勢海老炙り 雲丹 生湯葉 山葵 醤油
〈虎 白〉太刀魚燻し 香味ゼリーかけ
◇煮物
〈石かわ〉鰻 冬瓜 椎茸 玉葱 茗荷 新取菜
牡蠣フライさんは、すっぽんに期待をされました。そう、コラーゲンお肌ぷるぷる。
結果は…。
…、だったそうです笑。美しさと心地よさ。なかなか難しいものですね!
データ
Airline : JAL Japan Airlines
Flight No. : JL43
Travel Date : Jun 2018
Sector : 羽田ロンドン HNDLHR
Class : ファーストクラス First Class
By : 牡蠣フライ @ https://twitter.com/kakifly100m
☆牡蠣フライさん、情報提供ありがとうございます。そしていつも面白い視点でコメントを添えてくださり、「ふふふ」と笑いながら記事にさせていただけて感謝です。コラーゲンの期待もさることながら、今回はあらためてこの方、虎白の小泉さんのほう、調べてとても興味深い背景を知ることができました。いや、きっかけはこの名前、瑚佑慈、なんて読むの?というところから始まりました。なにか機会がおありになって、漢字を変えられたのでしょうね~。
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