非常口シートはよいことばかりではない
ええ。機内食にはまったく罪はないのです。まあ、このフライトの機内食は満足からは程遠いものでしたが。たまたま非常口に座って、ヒドいメに遭って、機内食に満足いかない具合が際立ってきたフライトでした。
しかし、これを機に、人々が争奪する非常口シート、それも大型機の非常口シートについて考えてみたいと思います。
非常口シートとは
たいてい、ドアのそばにある座席をさします。乗降するドアもあれば、ちっちゃーい、戸、みたいなのもありますが、大型機の場合は、ドアの横であり、乗降のために十分なスペースがとられています。
いざという時の避難のために、非常口シートに座るのは、避難時に手助けができるひと、避難時のさまたげにならないひととルールを決めて、配席しています。
pros of exit row seats
なんといっても足元が広い。目の前に、座席がないことがほとんどなので、もうどこまでもその長い脚を伸ばしても文句言われません。快適です。そして、当然、離席・着席を誰にも気を遣わないで良い、というアクセサビリティの秀逸さも利点でしょう。
長距離フライトになればなるほど、その利点は際立ちます。解放感ハンパないですよ。
さらに、「お見合い席」と呼ばれ、見目麗しい、CAさんと離着陸時に、がっつり見つめ合うことができることを利点に挙げている方もいらっしゃいますね。
このように利点があるエグジットローは人気になるのも当然です。
その日の機内食
思うのですが、ブロッコリそのものには罪はまったくありませんが、加熱されすぎジェル化する前までのブロッコリって微妙ですよね。つまり、機内食にはあまり合わないのではないかという懸念事項を提供側はご存知なのでしょうか。
マッシュポテトの海にしずみつつあるブロッコリ哀れ…。
2食目はこれはあきらかに手抜きのあたため足りなさが画像でもわかるもの。
あぶらの白さがでていますから溶解温度には達していないといえましょう。ミートソースが冷凍時の形状を保っていることからも、あまり良い点はあげられません。このようなときは遠慮なく、あたため直しをお願いしても大丈夫です!我慢することはありません。
ただ…。管理人はJAL派。なのになぜ、めずらしく敵意のにじみ出る書き方?
そう、ここから、consの話になってくるのです…。
cons
非常口席、よいことばかりではありません。むしろそうでないことのほうがおおいかもしれません。ざっとあげてみると
- 隣席もほぼ埋まる
- 隣席も上級会員がおおく、いけすかない方が散見する(含む自分w)
- ひじ置きが不可動なので、隣席が空席でも使いづらい
- 手荷物をオーバーヘッドビンにしまわなければならない
- IFE(機内エンターティンメント)が離着陸時使えない
- 目の前にひとがたむろする
となります。このたむろする件。子連れの方々、エコノミー症候群防止のための軽い運動のためならば本来あるべき姿だと思います。
しかし、BKS-BBAが遭遇したのは、ここで立ち飲みバーをやる人でした。イメージするならば、郊外のコンビニの外側ゴミ箱前で座っている輩みたいなののライト版(笑)。もううるさいし、飲酒してるので、キリがない。
それはあまり好ましいこととは言えない、制止すべきことだと思うのですが、リスクはゼロとは言えません。ひどい目に遭いました。JALにも報告して改善を希望するレベル。(もちろん事後対応はしっかりしていました。お客様相談室は秀逸。その先はよりけり)以来、もう非常口は避けることにしました。consのほうがprosより勝ったのです。
まとめ
よいことばかりではない非常口席です。管理人はあえて選ばないようにしています。ご利用は自己責任で!
データ
Airline : JAL Japan Airlines
Flight No. : JL772
Travel Date : Mar 2017
Sector : シドニー成田 SYDNRT
Class : エコノミー Economy
By : BKS-BBA @ bksbba.hatenablog.com
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