機内食事前予約は万能か??
機内食の事前予約というと「嗜好」を事前に伝えると考えがちですが、おおもとは「指向」を事前にとらえ、リスク回避の意があったように思います。「指向」をひらたくいうと、通常食を摂取することによる不具合が生じる場合、病人食(あえてそう言います。疾病による影響を減じるものの意)や、アレルギー対応、そして、宗教食、また、幼児食、子供食などがメインでした。
そこから食の多様性がじわじわと浸透し、特別食で嗜好に応えるものもでてきました。1990年代くらいからですかね。
そして、さらに、21世紀になり、サービスの一環として「嗜好」を事前に伝え、好みに応える「機内食事前予約」が出てきました。
つまり、事前予約と言っても、正直対応すべき「重み」が異なるのではないかということが垣間見えてきます。つまり、ひとことに事前予約といっても、万能とはいいがたく提供側もエクスキューズを用意しているものもあるのです。
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嗜好に応えるサービス
その背景を心得たとしても、予約をした側からすると嗜好に応えるサービスにもしっかり応えてもらうことを期待します。だって、手間をかけて予約したのですから…。
しかし、肩すかしを食らうケースがあります。
- 予約をしているのに、それが通っていないかのような対応
- 画像などから期待していたものとまったく異なるものが提供される
- 予約していても、不手際がある対応
これらが考えられますが、さらに上を行く体験がありました…。
スタートはしっかりおなじみサテーを。レッドアイフライトでしたので就寝します。
すると、事前にシェフオンコールでリクエストしていたものはぶっ飛ばされます。
どこかで、「シェフオンコールをリクエストすると寝ていてもたたき起こされる」という記述をみかけ、安心して寝ていたらなんとすっ飛ばし…。
データ
Airline : MH マレーシア航空 Malaysia Airlines
Flight No. : MH088
Travel Date : May 2019
Sector : クアラルンプール成田 KULNRT
Class : ビジネスクラス Business class
By : る~と
機内食クラブより
☆ る~とさん、情報提供ありがとうございます。たたき起こされず、うたかたに消えたシェフオンコールあわれ…。これはよい教訓ですね!!
嗜好をリクエストした場合
航空会社もなあなあではないので、嗜好に対しての選択を事前におこない、応えることができなくてもコンペンセーションはほとんどありません。(もちろん、顧客の重要度により、その方へのサービスの一環として、なにかしらの対応をする場合はありえるでしょう。しかし、それほど重要な顧客なら、そもそも、事前予約に対してのミスや気配り忘れはしないはずです…。)
ですので、事前予約で安心してしまうのではなく、搭乗したら、満面の笑みで、
「事前予約をしている。ちゃんと食べたいので寝ていたらたたき起こしてください。」
など念押しするバックアップを自ら行うことがおすすめです。尋ねられるまで待たない!自ら、アピールすることが大切です。ただ、そのアピールも押し付けにならないようなさじ加減をしておくと、その後の機内生活も快適なものになると思われます。(さらに裏テクのような念押し方法もありますが、そこまでするほどのことだろうか?と思うのでこちらでは割愛。)
る~とさんのおかげで、よいリマインドになりました。ありがとうございます!!
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