機内食 ビーフorフィッシュ? 希望の機内食を選ぶためには?

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機内食あれこれ

いつかはファーストクラス

やはり飛行機旅行であこがれるのはファーストクラス。ファーストクラスが難しいならばビジネスクラス。それでいつか旅行してみたい。

それで、シャンパン飲みながら、キャビア食べて、ステーキも刺身も食べて、えへへへ・・・とか。妄想しちゃいますよね。

そんな思いを描く方は多くいらっしゃいます。永遠のあこがれだもの。

 

しかし!実際は…。

座席数の配分を見ても分かるように大多数の方はエコノミークラスを利用します。

 

管理人もエコノミー派。そんなに余裕ないです。身の丈にそれがあっています。エコノミークラスのシートを倒さないで眠るという特技で乗り切ります(笑)

 

まあ、その特技の話はいつかまた機会があったらするとしても、エコノミークラスで、すこしでも楽しい旅行になるように、快適さを追求していきたいものですよね。

 

たとえばね、ネックピローとか。あと、毛布をもう一枚頂戴、って言ってみたり。ヘッドフォンを上手に使ってる人も良く見かける。

 

機内食も快適かどうかを左右する大きな要因。選択肢があるならば、好きな方を選びたいものです。今日は、エコノミークラスの機内食で選択肢があるときに好きなものを選ぶための工夫をいくつかお伝えしたいと思います。

 

ビーフ or フィッシュ? チッキン or パースタ?

日本の航空会社は本当に便利です。おもてなし。エコノミーの機内食で選択肢があるときに、写真付きのカードを見せて選ばせてくれます。これはANAが先駆けて始めたことではないかと推測しますが、さすが、中国に多く飛ばした会社だからこそだと思います。だって、英語通じないお客様たくさんいそうじゃない。(たぶん、ANAが先。うろおぼえ。JALはANAの真似をしたんだと思っています。)

 

これは本当に便利。だって、指でさせばいいんだもん。あるいは、「A」とか、「B」とだけ言えばまあ通じる。本当にすばらしいシステムだと思う。

 

この機内食画像システムは進化していて、画像カードを複数枚用意して、先送りでカードを渡して、考える時間をくれながら対応している。美しいフォーメーションです。CAさん2人組みでカートを押しながら一人は、おたずねしつつ、選択決定した人に配膳、次列の人にまたカードを渡しておたずね。カートをプッシュする方はドリンクとか。すごいユニット。

 

画像はないのですが、もしかしたら、JALのほうは原材料の絵も描いてあるかもしれません。牛や豚や鳥の絵。一目瞭然ですばらしいです。

 

しかし、外国の航空会社はそんな優しくないです。理解できないことを、責められているかのような感覚になることすらあるくらい、そっけなく、

ビーフ?チッキン?フィッシュ?パースタ?

と、尋ねて、配膳して、尋ねて、配膳してのだらだら配膳となります。

 

まあ、日本の航空会社のてきぱき配膳と他のだらだら配膳。変っても30分くらいですかね。長距離であれば焦っても仕方ないですが、もし、30分待った上に、自分の選択したいものが無くなっていたら結構落胆しますよね…。

 

希望のものをゲットしたい作戦

では、どうやって希望のもの選択できるようにしたらよいでしょうか。いくつかヒントがあります。

その1 コペルニクス的発想

選択肢から機内で選ぶのではなく、先に、選択してしまうのです。そうです。特別食、スペミルを事前に頼んでしまうと、ほぼ間違いなくスペミルが提供されます。希望どおりですね。

ほぼ、とつくのは、えてしてミスがあるからです。搭載し忘れというか、リクエストが通っていないケースですね。スペミル数の管理は自動でしょうが(昔は人力で毎日チェックしてデータを送っていましたw)、目視な部分もあるので、人的ミスがゼロとは言えませんからね。

そして、かねがねお伝えしているように、スペミルを頼むと、魅惑のインボラは100%ありえなくなります。そのデメリットをきちんと頭に入れておかなければなりません。

 

その2 上級会員になる

上級会員になると、一応、クルーもリストをもらってチェックすることになっています。チェックして覚えてサービスすることを確約するものではありませんが、一応、認識して、大切に扱おうとこころがけてくれます。

さらに、最上級会員だと、エコノミーキャビンの責任者が挨拶しに来て、その際に、機内食の選択を尋ねて、キープしてくれる会社もあります(カタール)。ただ、それを尋ねられている時に、まわりは、「なに?このひと?なんで特別なの?」みたいな目で見てきて恥ずかしいし、一度、尋ねても失念することも人間ですからありえて、たんに恥ずかしい思いをするだけで終わることもままあります(笑)。

最上級までいかなくても、上級になると、事前座席指定で前方を選べるケースが増えてきます。すると選択が叶うことが多くなります。理由は次で。

 

その3 座席を前方にする

航空会社によってルールは異なるので、確実ではないのですが、多くの会社はミールサービスを、前方、あるいは、大型機だと前方と真ん中の2か所から始めます。会社によっては、前方と後方から始めていくところや、フライト番号が偶数だと前方からサービス開始、奇数だと後方からとしますが、最近はだいたい前方からかなーと体感しています。

プレミアムエコノミークラスが設定されているフライトだとほぼまちがいなく前方からサービスがはじまります。

その2でも書いたとおり、前方座席を事前指定できるのは上級会員の特典のひとつとして扱うことが多くなっているので、やはり前方のほうがベターな席だとみなしているということでしょう。(降機が早いというのももちろんあります。)

つまり、前方から食事を選ぶことができ、後ろに行けばいくほど、残り物には福があるのか?状態になってくるので、我先に!と配給を奪取するためには良いポジションである前方に座ることが望ましいのです。

そのためには予約を早めにする、当日のチェックインを早めにするということが考えられますね。会員でなくても、可能な範囲で前方が選べるということになるでしょう。

 

その4 希望のものがないときはいらないと言い張る

これはさじ加減がちょっとテクニックいります(笑)。本当に、希望のものじゃないなら、いらないという腹積もりがあってこそできる荒技です。

どうしてもビーフじゃないといやなのに、チキンしかないと言われたら、「じゃあ、いらない」と言って勝負にでるのです。

そうですね、英語だったら、ちょっと責める目つきをしながら、you don’t have beef?? ok,I don’t want chicken at all. くらい言えばいいかもしれません。声を荒げたりしてはいけませんよ。

すると、「あっそ、いらないのね」とはなかなかなりません。やれ、チキンもおいしいよ、とか、ソーリーこれしかない、とかいろいろ説得モードになってくるものですが、「いらない」と答えると、たいていは、余っていないか探しに行ってくれます。探しに行け、と命令しないのもポイントです。

すると不思議。ないはずのビーフがなぜか「ラストワンがあったわ♪」と出てくるのです。

これは、反対側の通路でサービスしているほうに余っているケース、乗務員用にとっていたものがあるケースなどが理由ではありますが、本当にない場合は、何も出てきません。するとスカスカのメインなしの機内食となってお仕置きされてるみたいな状態になります。力加減が必要な、オールオアナッシングの勝負ですね。

ただ、これは度が過ぎると、ちょっと変な人認定されがちなので要注意です。周りも結構白い目で見始めるので視線に耐える必要もでてきます。

さらに、探しに行ってくれる分だけ時間もたつので、早食いでない限り、食べ終わるのがひとり遅くなって、給食をいつまでもぐずぐず食べていた子供みたいにもなってしまうというリスクも含んでいます。

 

まとめ

選ぶことができるのは人間にとってしあわせ。しあわせになるためには、努力も必要、ということですね。ただ、あまりこだわらずに、目の前にあるものを柔軟に受け止めることが、一番のしあわせかもしれません。それは人生も同じですね!

 

 

 

 

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