外航の箱飯はいかがなものだろうか
2回、2016年3月ANA、羽田マニラ往復の箱飯を記事にしてお届けしましたが、そこには確かに『ANA国内線プレミアムクラス』で提供される箱飯のDNAが汲み取ることが出来ました。
もちろん、現在、2018年のANAビジネスクラスの食事を参照しないとやや不公平であるということは承知の上です。しかし、この箱飯DNAは今、ANAが取り組んでいる、プレミアムクラス皿飯化計画(仮称:BKS-BBAが勝手に命名)に陰りを見せるものではないでしょうか。
そこで、箱飯がいけないのか、あるいは、提供者つまりANAに根付くDNAがいけないのか、他社の箱飯を見て、比較したら何か道筋がみえるのではないかと思い、アイスのおっさん フェス的に3連荘で記事を書いてみました。
なぞの麺類
これ、アイスのおっさんの嗜好性・指向性だと思うのですが、おっさんは機内食に含まれている麺類がお好みでないもよう。それを見るだけでもテンションだだ下がり。この日もそうだったようです。
しかし、この前の記事2つと比べてみてください。
箱飯に皿飯が見事に融合。ハーモニーを築いていますね。その点からすると、麺類なんかもう許せちゃいませんか?
2012/03 TG676 BKK-NRT C でた、この謎のそばとかうどんの麺類。全然好きじゃないんだけど。Cでも出るのね。スッカスカおせち飯に比べればずいぶんまとも、さすがBKK。パイナップル都下のフルーツが海外で積み込んだ感じするよね。 #機内食クラブ pic.twitter.com/lz7ZuyrQdB
— 元プネ・ムンバイの人(アイスのおっさん) (@higashimo) 2018年6月25日
カットフルーツはカービングのような美しさ。アイスのおっさんご指摘のとおり、東南アジア、いやTGのハブ、バンコクで積み込まれたものでしょう。美しいですね。
繰り返しますが、あれからANAもがんばって、箱飯ならぬ見れる和食に向かい努力をしてきていると思います。しかし、ルーツはここにあったのではないかと思われます。あまりセンスがよろしくないルーツですね…。
データ
Airline : TG Thai Airways タイ国際航空
Flight No. : TG676
Travel Date : Mar 2012
Sector : バンコク成田 BKKNRT
Class : ビジネスクラス Business Class
By : アイスのおっさん @ http://1iceperday.blogspot.com/
☆アイスのおっさん、情報提供ありがとうございます。おかげさまで、箱飯和食研究三連荘の記事にすることができました。BKS-BBA的にはこの謎の麺類が好きなんですよね。小麦です感が残っていて、妙に甘ったるいつゆを使って食べる麺類。カピカピになるのはわかっているのになぜか出てくる怠慢さと不器用さが日常に戻る前の儀式のように感じたりするからです。あー、これを食べると日常に戻るぞ、みたいに。ま、それほど真剣にはかんがえていませんけれどね(笑)。
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